先日のエントリーの通り、
これから年末にかけて忙しくなりそうなのだが、
そんな合間を縫って、今日はあるセミナーに出席してきた。
内容はクライシスマネジメント関連について2人の実務に携わる方が講演していただけるというもの。
2人のうち、おひとりは今年初めにメディアを賑わした洋菓子メーカーの専務、もう一人は世界一のファーストフード会社の執行役員さん。
お二人方からは貴重なお話を頂くことが出来たのだが、
僕の結論はやはり企業文化の重要性。
前者の方からは主に、
メディアとの付き合い方や、
信頼回復のためのコミュニケーション実例、
等々のお話を頂戴し。
後者の方からは、
事件発生時の情報オペレーションシステムや、
具体的な対応方法、
をお話頂く。
僕も前職時代に、
ちょうどDスキン社の不祥事を経験した。
その時は、PR会社と連携をとって同社に泊り込みにも近い形で対応作業を行った。
そんな経験もあり、いわゆるこの手の話の重要性や基本的な作業オペレーションは理解しているつもり。
で、そんな意味でも、やはり重要だと実感したのが、
その組織の風土。
ミスが起こるのは必然。
だけど、それを隠蔽するか、
すぐに情報共有して真摯な姿勢でディスクローズするかは、
もちろんシステム等々もあるけど、
根本の部分では人であり企業文化。
それを醸成する事ってやはり一番大事。
でも、とても難しい。
だけど、それこそが組織をマネジメントしてリードする醍醐味で、
だからそれが面白かったりやりがいがあったりもする。
最近のコメント