MLL選手、ワールドカップ出場へ
2002年のワールドカップ。MLL(プロ フィールドラクロス)の選手たちはアメリカ代表に参加できなかった。しかしながら、MLLは間違いなく世界最高レベルの選手がプレーしており、さらに強調すべきは、ここ数年で彼ら自体のプレーのレベルが格段にあがっていることだ。
1998年、アメリカ対カナダのワールドカップ決勝を観戦した。彼らのプレーはすごかった。そう、そのとき僕が感じたのは、ただ「すごい」と言うだけだった。残念ながら2002年の試合子祖観戦していないが、MLLの試合はもう10試合程度は観戦している。ようやく、「すごい」だけではなく、どこのポイントで彼らが優れており、またどこのポイントでは日本人でも追いつけそうか、またどこのポイントで彼ら自身が成長しているかが、少しづつ見えてきた気がしている。
2006年アメリカ代表にどんな選手が選出され、そしてどんな戦術を選択するのか?チームUSA2006年が、どんなラクロスをするのか純粋に楽しみである
日本のプレーヤーには、このチームUSAをターゲットにして、新しいラクロスを模索してほしいと思う。日本代表のレベルが上がっているのは事実だが、変化が起きているのは日本だけではない。MLLの存在がアメリカのラクロスのレベルを引き上げている。NCAAは所詮学生。チームUSAに勝つための技術、戦術、練習を本気で意識するべきだ。さもないと、世界と日本との差は、逆に広がっていくことになるだろう。
USAのtry outは6月に行われるらしい。誰がエントリーして、誰が選出されるのか?機会があれば練習試合等も観戦に行けたらと思う。
余談だがコーネル大での同級生、MATTは去年までMLLでプレーしていた。プリンストンを卒業し、livedoorとフジテレビで騒がれているリーマンブラザーズ(もちろんNYCだけど)に勤務。その後、リーマンを退社し、ラクロスのキャンプやコーチ業を柱とするベンチャーを興し、その傍ら、自身ではMLLでプレーしていた。今度、チームUSAな話もしてみることとしよう。
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