レストラン評価で有名なあのZAGAT。じつはこの本、そもそもはある食通夫婦が始めたもの。当時、消費者の目から見たレストラン評価本がなかったため、自分達の食べたレストランを評価してそれを記録としてつけていったのがそもそものはじまり。それが今となっては、アメリカ、ヨーロッパ、アジアと全世界で確固たる地位を築いている老舗レストラン評価本。レストラン以外にも、ゴルフ場、SPA、NIGHTLIFE、なんてのも評価している。
金曜の朝は、そんなZAGATのCO-FOUNDERである、ZAGAT夫妻とのミーティングに出席してきた。
ご夫婦と我々のクラスの中から僕を含む8人が出席。合計10名程の小ミーティング。いわゆる大講堂での講演とちがって、こじんまりとした部屋で興味深い話をたっぷり聞く事が出来た。
特に、印象に残ったのは、この先数年の世界的なレストランのトレンドでチャイニーズを推していた点。これは面白かった。
NYやLA、Londonではここ2,3年で和食が腐るほどできている。一時の流行ではなく、フレンチやイタリアンなどと一緒にひとつの料理のカテゴリーとして完全に根付いてきたと言える。一方、勿論、SUSHISAMBAやMEGUなど、トレンドとしての和食もここ数年花盛りだった。
で、そろそろ次の波が来る時期。次は、新しい形のチャイナが来るのでは、というのがZAGATさんのお話。当然、チャイニーズはひとつの食のカテゴリーとして、世界のどの都市でも既に根付いているけど、チャイナは奥が深く、いろんな形態がある。その中から、一工夫するだけで、ここ数年の和食ブームのようなトレンドが生まれるのではないかという彼のストーリーだった。LONDONにできた、それの先駆け的なレストランの名前も教えてもらったので、今度行ってみようと思う。
それ以外にも、今後のGrowth Areaとして、いくつかの業態についての意見を聞くことができ、なかなか身のあるミーティングとなった。これ以上の詳細は内緒です。
”ZAGAT”なんで、実はもうちょいエレガントで気品のあふれまくった方かと想像していた。けど、実はこのZAGATのおっさん、思ってたより全然フランクで豪快なおっさんだった。それがまた面白かったわけだが、ミーティングの時間が1時間しか取れなかったので、少々もの足りなさも残るのでした。
仕事で行くクアラルンプールのはずれにある、ヒルトン。
その中にある中華はめちゃくちゃ流行っているよ。
なんか、美味しいだけでなく、内装とかすごく凝ってて面白い。
一人でふらっと入って、一人飲茶がカウンター席で出来る。
シンガポールにある、アマラホテルのなかの中華もモダンで、なかなか雰囲気がいい。
なによりそこの四川風激辛マーボと激辛チキンの唐揚げ、レッドチリ入りとかがおなかこわすの覚悟で食べたくなるほどに、病み付きになる。。。。
これは、日本では食べられない美味しさだよ。
たしかに、中華流行りそう。。。。
ロンドンのお店、教えて下さい。
投稿情報: | 2005/09/26 22:01
コメントありがとうございます。
中華と一口に言っても、四川やら広東やら何百種類も違う手法の料理がありますからね。
ところで、四川のマーボと言えば、大阪の天満宮の裏手にある小汚い店のマーボはうまいですよ。地理系の辛さではなく、胡椒系の辛さで、一口目は激辛で死にそうになるのですが、徐々に舌がいい具合に麻痺してきて、甘みさえ感じる事が出来るようになり、食べ終わる頃にはなんともいえない複雑な味と満足感に浸る事が出来ます。
LONDON以外にもいくつか気になる店を教わっているので、まとめて今度エントリーしようと思います。
投稿情報: ba-shita | 2005/09/27 20:50