リンク: The Australian: Japan on terror alert for election [August 29, 2005].
Google Alertを使っている訳です。
Tag ”Japan”で、こんな記事が送られてきました。今度の選挙にあたってのテロ対策。恐らく、日本でもそれなりのNEWSになってると思われるわけですが。。。本当に大丈夫なのかちょっと不安な今日この頃。
いや日本にいるときは、
「いやいやテロですか、そりゃ心配ですけど、まーなんだかんだとダイジョブでしょ。」
、というスタンスだった。
で、オレがもし今日本にいたら、今でも同じようなスタンスで考えてると思う。
でもね、今は本気でちょっと心配。
起きるんですよ。現実の世界で。
こっちで9.11を体験した連中や、ロンドンのテロが起きた時のイギリス人なんかを見てると、、、起きた後では遅い、今から本気で防いで欲しいと素直に思ってしまう。
この夏、ロンドンのテロが起きた朝、UKから来たAは授業に来なかった。クラスメイト全員が奴を心配していた。Profカニーナは授業の冒頭に涙を流した。彼女は9.11のまさにその時、wallstreetにいたらしい。彼女はこう言った「今日は授業が出来ない。Aは大丈夫なのか?誰かAに連絡を取ったのか?」アメリカ人のEが答えた「彼は家いる。Emailと電話で家族に連絡を取っている。」クラスに重い雰囲気が流れた。15分間くらいか、、、彼女は自分の9.11の体験、テロの恐ろしさを語った。その後、静かに授業が始まった、Aがいないまま。
その時、僕らアジア人とアメリカ人の間に、明らかなテンションの違いを感じた。
言葉ではわかっている。テロはどこでも起きる。アメリカやスペイン、UKだけではない。テロは恐ろしい。それもわかっている。
でも、本当に心からの実感・危機感が日本人にあるだろうか?起きてからでは遅い。家族が友人が死んでからでは遅い。
マンハッタンでは、今でもことあるごとにテロ警備の臨時体制が敷かれている。先日、NYCに行った時も、グランドセントラルの前に100台以上の白バイが止まっていた。恐らく日本人が見たら、「そりゃ、やりすぎだろ」と笑い飛ばすのかもしれない。
でも、やっぱり起きてからでは遅い。
日本人の危機意識の向上と、
何も起こらないことを切に願う。
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