前評判では、決勝はBosとBal。リーグ戦中はこの2チームが、ひとつ上のラクロスをしていたので当たり前。僕としてもこのカードを見に行くつもりだった。
そんな中での金曜のSemifinal。
第1試合。Baltimoreは順当にRochesterを倒して決勝進出。
第2試合。あろうことか、BosがLIに敗れる。僕は、そのころまだ学校でひたすらpaperを書いていたのだが、観戦されたJ太郎さんよると、いい試合ながら意外にサクッと負けてたとの事。。。非常に残念。。。そして、自分で見ていないのでなんともいえないが、なぜ負けたかが非常に気になるところ。
さて決勝戦。
朝4時から5時間ドライブでBostonへ。
まずはキム夫妻と合流し飲茶をほおばる。
その後、J太郎さんと合流。4人で観戦。
しかし、やはりBalが一枚上手。
決勝戦、唯一のデーゲームという事で、両チームともミスが多い。つまらない。
そんな中、際立ったのは、BalのAT陣の決定力と、LIのATの弱さ。
BalのAT陣。やはり決定力が高い。序盤戦は、BalのオフェンスもLIを完全に崩していたとはいえなかったが、そんな中でATがきっちり点を決めるので、全体のオフェンスも良くなっていく。ちなみにBalのATゲイトは6点取ったのだがシュート数は11本だそう。
対して、LIのAT。BalのDFを全く崩せない。しかも点も取れない。。。
さて、そんな感じで、昨年に引き続き、あまり面白くない決勝戦だったが、、、
上記以外で、気になった事をいくつか備忘録。
◆フェイスオフ
LI弱すぎ。というかBalのなんとかっているフェイスオファーが強いのだが。。。こいつに対抗できるのは、やはりBosの2枚フェイスオファーしかいないだろう。
ミスが多目の試合で、フェイスオフを取れるのはやはり圧倒的に有利。”フェイスオフを取る”、というと、安っぽく聞こえる人もいると思うが、”点を取った後は、自分達のポゼッションからスタート”、”点を取られた後は、自分達のポゼッションからスタート”、and”クウォーターの開始は、自分達のポゼッションからスタート”
、というと重要性がより際立つ。LI的には、フェイスオファーの勝負にしたら勝ち目がないのはわかったはずなので、もう一工夫して獲得率を高めて欲しかったところ。。。
◆LIのブレイクからのfinish
前半戦、LIが唯一良かったのが、ブレイクを取る動き。Balは暑さを考えてか、いわゆるrun&gunのスタイルを行っていなかった。対して、LIは前半だけで何回もブレイクを取っていた。が、、、決められない。決まらない。ATの決定力が低すぎる。あれは疲れるだけだ。これまたもう一工夫で、もうちょい点が取れたと思う。。。
◆60秒shotclock
去年までは45秒だった、シュートクロックが今年から60秒へ。45秒に戻す事をオススメする。60秒だと、セットアップをしてのハーフフィールドでのオフェンスが増えるし、それを良しとするのもわかる。が、今回のBALとLIのように決定力に明らかな差がある2チームだと、番狂わせが起き難い。
さて、そんなこんななで、つまらなかったMLLの決勝ですが、来年からは4チーム増えるとの事。ビジネス面は置いておいて、競技レベルをどう維持するかが課題。追加でexpansinon&supplementのドラフトを行うようだけど、今年ですら、BalとBosが完全な2強で、他のチームとは自力の差がある。この状況に4チームが加わると、どうなるのだろうか・・・。でも、LAやサンフランでMLLが見れるのはうれしい限り。
あと、もうひとつ来年に向けての楽しみなのは、Bostonが来年どうなるか?
今年のBosは強かった。10勝2敗でリーグ戦1位。なぜかSemiでLIに負けたけど、逆にそれが来年のBosをどう進化させるのか?またthe bast coach に選ばれたヒラリーがこのBosをどう立て直してくるのか?この辺りが面白いところ。。。
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